関西人に「おススメの温泉は？」と聞くと、みんな口を揃えるのが「城崎温泉（兵庫県）」。
涼しくなってきたら行きたいと思っていた場所NO.1！
温泉宿も風情抜群らしいのよ。
城崎温泉街に外湯が点在していて自由に外湯巡りもできるらしい！ということで、子供が湯冷めしないように比較的温かい10月に行ってきました。古き良き時代にタイムスリップしたかのような素敵な街。
魅力をお伝えしていきますよ～！
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城崎温泉の魅力！
城崎温泉は「まち全体がひとつの旅館」という考え方があるそうで、駅は玄関、道は廊下、旅館は客室、土産屋は売店、外湯は大浴場らしい。町全体の一体感が素敵よね。
そして城崎温泉と言えば！の柳並木と太鼓橋沿いを、みなさん浴衣を着て、下駄を履いて、カランコロンと音がするのも風情があります。
夜もまたロマンチックで素敵でしょ！
川にライトアップまでされてるー！
夜のお散歩も昼とはまた違った魅力があるので是非歩いて欲しい！子供たちも楽しく歩けましたよ！
外湯めぐりって何？
「外湯めぐり」は、温泉街のあちこちにある共同浴場に浸かっては出て回ること！
なんと城崎温泉は、外湯巡り発祥の地とも言われているらしい・・・！
旅館の中にある館内浴場を「内湯（うちゆ）」と呼ぶんだって！
しかも城崎温泉では、外湯の維持と温泉資源保護のため条例で旅館の内湯の大きさに制限が設けられていて、大きな浴槽を作ることができないらしい。
ということは！旅館は自分の宿の宿泊客を囲い込むことなく街へ送り出す、宿泊客は外湯を巡りながら街歩きを楽しむことが推奨されているんだって。
城崎温泉の外湯は7つ！
「外湯巡り」目的でたくさんの方に親しまれている城崎温泉。
下記３パターンの方法で外湯巡りができます。
①各外湯で入浴料を支払う
（大人800円・子ども400円、さとの湯／大人900円・子ども450円）
②一日入浴券を購入する
（大人1,500円 子ども750円）
※その日に営業しているすべての外湯に何度でも入浴が可能
③宿泊する旅館で受け取る外湯巡り券を使用する
城崎温泉の旅館ではチェックイン日の14時～翌日15時30分まで入浴可能な外湯巡り券がもらえる
※一部の旅館を除く
そして7つの外湯を楽しむことができますよ～！
しかも城崎温泉宿や街中では、各外湯のリアルタイム混雑状況が見られるのも嬉しい。
・さとの湯 ：ふれあいの湯
・地蔵湯 ：衆生救いの湯＜家内安全、水子供養＞
・柳湯 ：子授けの湯＜子授安産＞
・一の湯 ：開運招福の湯＜合格祈願、交通安全＞
・御所の湯 ：美人の湯＜火伏防災、良縁成就＞
・まんだら湯 ：一生一願の湯＜商売繁盛、五穀豊穣＞
・鴻の湯 ：しあわせを招く湯＜夫婦円満、不老長寿＞
今回は、上記ハイライトした開運招福の「一の湯」と美人の湯の「御所の湯」を楽しんできました。
❶ 一の湯
開運招福が見込めるこの「一の湯」は、江戸時代の名医である香川修徳が天下一と認めた温泉らしい。
この温泉の凄いポイントは、洞窟温泉という半露天でまさに洞窟の中にあるような温泉が楽しめるところです。
こちらには夜行きましたが、行き帰りの道中もこんなに素敵なのよ。
❷ 御所の湯
南北朝時代の歴史物語「増鏡」に、文永四年（1267年）に後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯された記事があることから、「御所の湯」と名付けられているそう。
この温泉の凄いポイントは、全てが露天風呂ということ！裏山の滝や桜・ツツジを借景にしており、心洗われる温泉です。ただ、雨の日は寒いかな！笑
昼の外湯めぐりは、太鼓橋で風景をゆったり眺めながら、
名物かにやきを頂くというのがベスト！！このかにやきは、たいやきのカニバージョン！
1個150円という安心価格すぎるのも◎！！！
夜だけオープンする射的場
旅館の女将さんに「温泉街で夜19:00以降からオープンする射的場があるよ。子供ちゃんも楽しめるかも」と教えてもらいました。
▼安く旅行に行くなら！私も常にチェックしています！▼
入ってみると、まさに夏祭りの屋台の射的場。「子供は台の上に座っていいよ！」とかなりキッズフレンドリー！1回500円で12球ほど打てます。
何故か射的場だけあるという異次元空間に人は吸い寄せられるのか笑、結構ずーっと人で賑わっていました！
最後は倒した人形の個数によってプレゼントがゲットできます。我が家は5個でシャボン玉をゲット！
複数人で来ている人たちはみんなで倒した本数を合算して巨大ぬいぐるみをゲットしてました。複数人で行くのも盛り上がりますね！
水翔苑
今回泊まったのは、城崎温泉街から徒歩15分程の場所にある「大西屋水翔苑」。
夜は、温泉街までバスで送迎してくれるのも嬉しい。
旅館内の雰囲気が素敵
まず入口で靴を脱ぐスタイルなので、旅館内は全て靴下というのもかなり寛げるポイント。
廊下の障子も一つ一つのデザインが可愛くて、心躍ります。
なんと言っても見どころは「中庭」！昼も圧巻ですが、凄いのは夜！
ライトアップも素敵ですし、夜は能の映像も流れていて異空間。
アットホームなお部屋
最もスタンダードな和室10畳のお部屋にしました。
え、待って・・・！
こたつあるやん！
日本人は間違いなくテンション上がるこたつが完備されていました！！！部屋にいるときは家族でずっとこたつでぬくぬく！
洗面はかなりシンプル。ユニットバスですが、もちろん大浴場に行くので問題無しですね！
温泉＆ラウンジもあります
温泉横にはラウンジもあります！ビールは有料ですが、黒豆茶やサイダー、羊羹、アイスバーなどは無料で頂けるのが嬉しい！
温泉入る度にアイスバーを食べながらソファでゆったりするのが至福なのよ。
また、全35室しかないのであまり他の方とバッティングしないという良さもある・・！
ご飯がとにかく美味しい
食事はダイニングエリアで各グループ個室で頂けます！気を使わなくて良いので、子連れにはかなり嬉しいポイントですよね。夕朝食どちらも旅館で頂くプランにしました。
夕食はこちら！
牛しゃぶのコースでしたが、城崎と言えばのカニもあったのが本当に嬉しい！！！
また、添い寝・食事なしの子供２人ですが、ご飯やふりかけも出してくださいました。心遣いに感謝！
朝食はこちら！
小鉢でさまざまな食材を頂ける旅館の朝食って最高ですよね。微妙なものは一つも無く、全部が主力でした笑！
本当に美味しかった・・・
近くのおススメご飯処：をり鶴 -ORIZURU-
城崎温泉街に、なんと食べログTOP5000で脅威の3.71をたたき出しているカウンターのお寿司屋さんがあるんです。1週間程前に、事前に電話予約していきましたよ！
でもランチではお寿司とおうどんのセットが1,500円程度とかなりリーズナブルなのも嬉しい。
お寿司はもちろん、唸るほど美味しかった・・・あと５倍はいけました・・・笑。
また、テーブル席もあり、子供用のおうどんやカトラリーも完備されているので、子連れでもOK！
まとめ
城崎温泉が他の温泉宿と決定的に異なる点は、スタバやリラックマショップなどのチェーン店が全く無いこと。
無いことによって、凄いタイムスリップ感が味わえます。
浴衣と下駄をはいて、ゆったり街歩きして、気になる外湯があれば入る・・・という非日常に浸れるはず！
町全体としても城崎温泉を大事にしていることが伝わってきて、とても良き滞在でした。
日本で是非行ってほしい温泉宿の一つです。
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English outline
When you ask Kansai people, “what hot spring do you recommend?”, they all say Kinosaki Onsen (Hyogo Prefecture).”
Walking along the willow-lined streets and Taikobashi Bridge, everyone wearing yukata and geta will be able to feel the good old days of Japan.
You can also visit the outdoor baths, so you can enjoy the unique hot springs there.
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